栄四郎瓦株式会社

■住所 / 愛知県碧南市白沢町1-38
■従業員数 / 185人
■事業概要/日本最古の瓦メーカー。製造品目はハウスメーカー向けの平板瓦から社寺仏閣などで利用されるいぶし瓦まで数多く取り扱いがある。
■先輩の出身校/名古屋工業大学、岐阜大学、静岡大学、宮崎大学、愛知教育大学、愛知大学、愛知学院大学、愛知工業大学、愛知淑徳大学、名古屋芸術大学、名城大学、中部大学、中京大学、大同大学等

企業の歴史

【200年の歴史を持った企業】
　栄四郎瓦は、日本最古の瓦メーカーである。昔、瓦は一般的に使われなかったが、江戸時代から燃えにくい素材のため、神社や民家で利用されるようになり、広まっていったというという歴史がある。また、瓦の原材料をたくさん取ることができ、交通の便が良いことから、栄四郎瓦本社のある三河地域で瓦作りが盛んになった。その結果、いぶし瓦の製造販売が国内トップへと繋がった。

企業の特徴

【和も洋も …！！？】
　同社では和風も洋風の瓦も幅広く扱っている。このような幅広い製品展開は業界では非常に珍しく、製造している瓦の種類も業界トップクラスである。そのため、用途に合わせ、様々なお客様を呼び込むことができるという特徴と強みがある。
他にも、製造過程で使用できなくなった瓦を再利用することで、環境に配慮した製造工程となっている。

仕事のやりがいと楽しさ

【伝統を守る“瓦”を扱う】
　瓦に関する仕事のやりがいと楽しさは、手掛けたものが形として残るというところにある。成果が目に見えるため、仕事のモチベーションに繋がりやすい。また、製造や研究開発で自分がつくったり関わったりしたものが国内だけではなく海外に出回る喜びを感じることができる。他にも、お寺・文化に関わるため、伝統を受け継いでいく仕事であることが実感できる

学生からのメッセージ: 栄四郎瓦さんのお話を聞いて
　最初に驚いたことは、きれいな会社の外観からは想像できない200年の歴史をもった企業様だということです。
栄四郎瓦様は日本最古の瓦メーカとして活躍されており、日本の瓦伝統を守っています。瓦というと、神社やお寺の“和” 、シンプルな物を想像し、私たちから疎遠なものだと思っていました。しかし、現在の住居のデザインに合わせた瓦や、“洋”の瓦等幅広い種類を取り扱っており、自分の家やよく見る建物の屋根も瓦でできていると思うと意外と身近なものだと感じました。また、グローバル展開など、日本文化である瓦を広めていることも200年の歴史を持つ栄四郎瓦様だからこそ実現できているのだと感じました。
　取材を通して、栄四郎瓦様ではとても温厚で責任感のある社員の方が働いてると感じました。また、採用担当の方曰く、いわゆる“求める人物像”は固く決めていないとのこと。栄四郎瓦様は個々が個性を活かして活躍できる会社です。このPR原稿を通して、皆様に「窯業」を知ってもらい、仕事の楽しさが伝わると嬉しいです。