052-307-6486
この記事を書いた人

I.S/名古屋経済大学、A.M/名城大学、N.T/名古屋外国語大学、S.Y/名古屋経済大学

建設業

瀧上建設興業株式会社

■住所 / 名古屋市 昭和区 
■従業員数 / 50人 (男性45人/女性5人)
■事業概要/道路橋・鉄道橋の補強、補修
■先輩の出身校/愛知大学/愛知学院大学/愛知工業大学/愛知淑徳大学など


仕事の特徴

 50年前頃は架設をメインに行っていましたが、阪神淡路大震災を機に橋の耐震性を見直すことになりました。また、笹子トンネルの天井版落下事故がきっかけで、耐震補強や補修が行われるようになりました。橋も老朽化があるため、延命措置としてそれ以降、橋の補強・補修に力を入れています。瀧上建設興業様は橋のお医者さんとして活躍されています。
 新型コロナウイルスによって大打撃がある業界もありましたが、鋼橋は利用するたび消耗していくものなので、橋梁は世界情勢などに関係なく、仕事がなくなることがありません。


仕事の魅力

 施工管理は一人で行う仕事ですが、その分責任感を持ってできる仕事です。また、従業員が少なく少数精鋭の会社であるため、一人一人に与えられる仕事は重大プロジェクトばかりです。しかし、経験を重ねるごとに知識が増え、学んだことを次の現場に生かせることができ、成長することが出来ます。
 建設業は男性が働く業界だと思われていますが、実際は女性の方も活躍しています。瀧上建設興業様にも5名の女性が活躍しており、図面の設計はもちろん現場にも足を運びます。


会社の強み

 橋梁は特殊な分野であり、他の企業が手を出しにくい分野です。県、NEXCO中日本、JR東海などから仕事を任されているため、鋼橋といえば瀧上というような客先からの信頼があります。また、他社に負けない所は鋼橋(鉄橋)に関する技術です。日本には鋼橋を専門としている会社が10社程度あるかないかの中、名古屋大学と共に研究を行うなど、鉄の熱膨張率などの鉄の性質について詳しく理解した上で橋を直していくこともあります。
 社風もすごく良く、組織が小さいため社員同士の意見交換がしやすく、若い社員もアイデアを積極的に出すことができる環境になっています。



PAGE TOP