ワーク・ライフ・バランスとは~その2
この記事は愛知県で働きたい方のための就活応援コラムです。
前回、ワーク・ライフ・バランスとは「仕事と(私)生活のバランスをとって、充実した人生を送っていくこと」だと簡単に一言でまとめてしまいましたが、もう少し詳しくその意味を見てみたいと思います。政府広報オンラインには、次のように書かれています。
■今、仕事をしながら、子育てや介護などをする人が増えている中、仕事と生活の調和を図りたいという人が多くなっています。また、子育てや介護以外の理由でも、資格を取ってキャリア・アップをしたり、NPOに参加しボランティア活動を行ったり、しっかり休養をとり疲労を回復するなど、様々なかたちで、ワーク・ライフ・バランスを実現できたらいいなと考えている人がたくさんいます。ワーク・ライフ・バランスは、働く人すべてに関係することなのです。
■そもそもワーク・ライフ・バランスとは、単に仕事と生活に割く時間を半々にするという意味ではありません。仕事と生活のうち、どこに重点を置きたいかはその人の生き方、働き方によって異なりますし、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じても変わってきます。つまり、ワーク・ライフ・バランスが目指す姿は、それぞれの人の置かれた状況に応じて仕事と生活のバランスをとれるようにすることで、多様な人材が自分の事情に合わせて働くことのできる社会なのです。
このように、一言で「ワーク・ライフ・バランス」といっても、バランスの「内容」、「比率」は人によってさまざまです。また同じ人でも年齢や時代によって、必要なバランスが異なります。無理な、不自然なバランスの取り方をしてしまうと、疲れがひどくなったり、生きることに辛さ苦しさを感じたり、場合によっては心の病になってしまうこともあるでしょう。
次回以降、ワーク・ライフ・バランスについて更に情報収集するとともに、自分にとってのワーク・ライフ・バランスを少しずつ考えていきましょう。