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自分にとってのワーク・ライフ・バランスを考える


この記事は愛知県で働きたい方のための就活応援コラムです。

今回はワーク・ライフ・バランス編の最終回です。
自分にとってのワーク・ライフ・バランスについて考えてみましょう。
一日は24時間しかありません。限られた時間です。ここから睡眠時間や勤務時間・通勤時間、家事の時間などを差し引くと自由になる時間はどれくらいでしょうか。また、人によって仕事以外の役割が異なります。配偶者であったり、親であったり、子であったり、趣味や地域の活動のメンバーであったり…。各役割の自分にとっての重要度、その役割に割く(割きたい)時間を可視化してみましょう。まず、白い紙に大きめの円を描きます。そして時計のように時間を円の外周に沿って書きます。この時、時間は24時間で1周するようにしてください。そして円の内側に、円グラフの要領で、典型的な1日の活動の内訳を書き込んでいきます。睡眠時間や通勤時間、勤務時間などある程度固定された活動から先に埋めていくとスムーズだと思います。完了したら、自分の役割(親として、子としてなど)や重要度合いによって色分けしてみましょう。そして、空いている時間があればその時間を使って何をしたいか考えてみましょう。やりたいことはあるのに隙間がないということであれば、既に埋めた活動の中から、なんとか時間を捻出できないか考えてみましょう。点検していくと案外、無駄な時間が見つかったりします。なお、健康のことを考慮すると睡眠時間はなるべく削らないほうがいいでしょう。もし、自分一人でさまざまな役割を抱え込み負担になっていることに気づいた場合、役割を家族と分担したり、何らかの支援サービスの活用なども考えたほうがいいと思います。この円グラフは、平日と休日に分けて考えてみてもいいかもしれません。さらに将来のことを考えてみるのであれば、例えば1年後、5年後、また結婚、出産、介護などの転機がきたら、重要度や時間配分はどのように変化するか、想像しながら円グラフを作ってみるといいでしょう。そして、それに備えて情報収集をしたり、家族と相談したり、今できることから少しずつ準備しておくといいかもしれませんね。

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